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授乳は意外と辛い
出産を終えて、愛おしい我が子に会えて毎日がきっと幸せですよね。
授乳ってママも赤ちゃんも穏やかで幸せを噛み締めているような本当に幸せなイメージがあります。
実際、授乳中はオキシトシンという愛情ホルモンが分泌されるので、幸せを感じるママがほとんどなんです。
でも授乳っていろいろなトラブルもあるし、大変な事がたくさんあるんです。
詰まってしまうと乳腺炎になってしまったり、母乳パッドがずれたりすると胸の周辺がいつの間にかびっしょりになってしまっていたり。
赤ちゃんの歯が生え始めると噛まれてヒリヒリ痛かったり、吸いながら引っ張られて痛かったり。
他にもたくさんあって、実はなかなか穏やかではいられない場合も多いんですよね。
私も母乳でこんなに困るとは思いませんでした。
母乳のトラブルで一番辛いのが乳腺炎ですが、それ以外によくあるのが授乳を不快に感じてしまうこと。
私もその一人です。
そこで今回は私も悩まされた授乳中の不快感について書いていきたいと思います。
授乳中の不快感について
初めて授乳をするときも赤ちゃんに吸われると何だかなんとも言えない気持ちになりますよね。
最初はほとんど出なかったりしてママによってはこの段階から大変だったりもします。
幸い私は母乳の出が良くて、出が悪い事が原因で悩むことはありませんでした。逆に出がよすぎて乳腺炎になりかけたことは何度かあります。
あれは本当に辛いです。嫌ですけど胸を切り取りたくなるくらい悶える痛みです。
数ヶ月経つとだんだん作られる母乳の量も安定してきたのか、張ることは滅多にありませんでした。
その代わり、私の場合は別の悩みのタネができました。
月齢が進むと、赤ちゃんが母乳を飲む量って増えますよね。それに吸う力も強くなります。
これまでは特に何も感じなかったのに、ある日から突然授乳中に不快感を感じるようになったんです。
最初はいいんですが、吸われているうちに「ぞわぞわする」「なんか気持ち悪い」なんて思ってしまうんです。
赤ちゃんが大好きなのに嫌悪感のような、悲しいような、妙な感覚に襲われます。
人によっては鳥肌が立って震えたり、不安になったり、吐き気に襲われたり。
もう授乳の時間が憂鬱にすらなってしまいます。
私も足をモゾモゾ動かしてなんとか気を紛らそうとしますが、結局我慢できなくなっちゃうんですよね。引き離すと赤ちゃんも飲み足りないのか泣いちゃうんですけど、リベンジしてみても一度その感覚に襲われると時間をあけないと私は無理でした。
どうしてなのか。ちゃんと授乳してあげたいのに!これはこれでけっこう悩みました。
でも授乳中に感じる不快感には、ちゃんと理由があったんです。
私だけじゃないんだ!ちゃんと原因があるんだ!そう知れただけで私は安心できました。
授乳中に不快感を感じる原因
どうして幸せなはずの授乳の時間が苦痛になってしまうのか。
なんとそういった症状にはちゃんとした名前があるんです。
「不快性射入反射」といいます。(D-MER)
どうやらあの嫌な感じはホルモンが関係しているみたいです。
決して赤ちゃんに愛情が足りないとか嫌悪感を抱いているわけではないんです。ママも赤ちゃんも悪くありません。
授乳でこういった症状があるなんて知りませんでした。きっと経験してみないと知ることってないかもしれませんね。
改善方法について
調べてみても、この症状の具体的な対処法はなかなかないようです。
できればいつも幸せな気持ちで授乳の時間を過ごしたいものですね。
でも私的にこの症状が自分だけではないんだと分かった事が気持ち的にはちょっと楽になりました。
この不快感を何とかしたいときはとにかく気を紛らわすのが良いようです。
- スマホに集中してみる
- テレビを見る
- 食べ物や飲み物を飲みながら
- 家族とお喋りしながら
あまりにも症状がひどい場合は病院に相談してみてもいいかもしれません。
それか思い切って母乳から粉ミルクに変えてみてもいいかもしれませんね。
今はスティックタイプや缶タイプなど、手軽に試せるミルクがいろいろとあるので、辛いときだけでもこういったミルクに助けてもらうと気持ち的にも楽です。
おわりに
この症状が起こる期間は個人差があるようです。
早くなくなってほしいけどなかなかそうもいかず、うまく付き合っていくしかないというのがちょっと辛くもなりますね。
長引きそうなときは、離乳食をきちんと3食食べるようになったらだんだん授乳時間を減らしていってみて下さい。
卒乳、断乳までなんとか乗り切りましょう!
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